2009年10月01日

フェイシャルリフレクソロジーと自閉症児とその家族へのセラピー

毎月行っているスキルキャンプでの自閉症児とそのご家族に対するセラピー。
私自身、とても楽しみにしております。

今回はまた新しいお子さんとご家族と出会いました。
Aちゃんは2歳の女の子。
知的障がいはないものの、コミュニケーションにちょっと問題がある自閉症のお子さんです。

一緒にいらしたのはお母様。
お母様はとても美しい方なのですがお疲れのご様子。

Aちゃんがお部屋に来た時、ちょうどいつも受けてくるT君家族を施術している最中でした。

私はTくん施術を終え、お姉さんのHちゃんを施術していたのですが、Hちゃんはストレスが溜まっていたのでしょう。
感情が溢れてしまって施術中から号泣してしました。

初めて会う人、初めて見る光景、いつも仲良くしてくれるHちゃんが顔をいじられながら泣いている。
Aちゃんにはショッキングな光景だったでしょう。
私も「しまった!」と思ったのですが、Hちゃんには泣くことが必要だったので、タイミングが悪かったと思い、『今日はAちゃんは触らせてくれないかもしれない」と危惧しておりました。

Tくん家族はもう2年近くフェイシャルリフレクソロジーをご家族で受けて下さっているので、この状況を上手にAちゃんのママに説明して下っていました。

「フェイシャルリフレクソロジーを受けると感情が解放されることがあります。その時に泣いたり、怒ったり、笑ったりいろいろな症状がでます。それは必要なことなのでびっくりしないで下さい。身体にも反応が出ることがあります。ぐったりしたり、すっきりしたり、元気になったり、個人差があります。その反応を素直に受け止めてください。」

Aちゃんのママのお顔にも若干不安が見えましたが、Tくんのママの説明のおかげで少し安心された様子でした。

Hちゃんの後、私はAちゃんのママの施術をしました。
軽い寝息を立てながらお休みになっていらしたママ。
それをじっと見ているAちゃん。

「Aちゃんもやってみる?」
「いや。」
やっぱり。でも私たちは諦めません。何とか糸口を探そうと、あれこれ接触を試みます。

私は「Hちゃんを泣かした人」と認識されているかもしれないので、もう一人のセラピストに接近してもらいました。

Aちゃんはどうやらお絵描きが好きなようで、絵を描いてもらいました。
そのうち私たちのテキストに興味を持ち、色のついているページに興味津々!
これだ!
私たちはまだ色の塗られていないページを開き、Aちゃんの顔をに照らし合わせながら色を塗ってもらいました。
「ここは何色ですか?」(テキストの色の部分を差す)
「ピンク!」(元気よく答えるAちゃん)
「ピンクはお顔のここですよ〜」(すかさずAちゃんの顔に触れる私)

上手くいきました。
お顔に一度でも触れれば、今後のセラピーは大丈夫。

Aちゃんは「お勉強」が大好きだそうです。
なので、「お勉強」としてセラピーを受けてくれるといいな、と思っています。

Aちゃんのママも大変気に入ってくださったようなので、また来月が楽しみです。

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2009年04月12日

スキルキャンプ

今日は毎月1度のスキルキャンプの日。

参加してくれたのはTくんご一家。スキルキャプの中でも一番長いお付き合いです。
新学期も始まり、お姉ちゃんのHちゃんは3年生に、弟のTくんは1年生になりました。
Tくんは学校が大好きなんですって。楽しくてしょうがないみたい。
入学式では1年生特殊学級の代表としてご挨拶もしたそうです。
「体育を頑張ります!」と全校生徒の前でご挨拶したんですって。すごいね〜、Tくん。
新しい環境でお疲れ気味のお子さんたち。
Hちゃんはフェイシャルリフレクソロジーの他にフットリフレクソロジーもおねだり。
うっとりしていました。
お母様曰く、Hちゃんはフェイシャルリフレクソロジーの後、「文句たれ」になるそうです。
感情面の解放でしょう。今日も文句たれて、ちょっとハイになって眠そうにしてました。
Tくんはさっそく私の前にやってきて、「気持ちいいやるの?」と嬉しそう。
ごあいさつもきちんと出来ていざ、スタート。
相変わらず胆・肝に大きなデポジットがありますが、肺にも増えていました。
緊張の日々が続いているからでしょう。
Tくんは最近「まねっこ」することを覚えたようです。
お姉ちゃんがフットをしているのを見て、「ぼくもやる」と自ら靴下を脱いでいました。
お姉ちゃんが「痛い」というと、「痛い」と言ってみたり。
前は全然お姉ちゃんの反応なんて気にしていなかったのに。
これも大きな変化の一つでしょう。
施術後は、床に寝そべって眠そうに遊んでいました。

次はご両親。
お父様は化学物質過敏症。長く会社を休まれています。
フェイシャルリフレクソロジーがお父様にはかなり効果があるらしく、
受けて頂き始めてから、徐々に代謝も上がり、むくみも減ってきています。
私がお教えしたタイ古式マッサージも奥様にしていただいているのも相乗効果としてあるようです。
年度始めのためか、あちこちで害虫駆除が始まったらしく、その薬品で具合の悪くなっている状態で今日は受けて頂きました。
お父様も胆・肝のデポジットが腫れ上がっています。
感覚器のラインもリンパに近いので痛がっていらっしゃいました。
腰椎のラインも痛がっていました。(お父様は腰痛持ち)
不具合のある箇所が確実に痛いところと一致していて、こちらとしてもやりがいがあります。
施術後、簡単な骨盤ストレッチもして差し上げました。
今日は調子の悪いこともあって、ぐったりと起き上がれなくなっていました。
ゆっくりお休み下さいね。

本当ならYくん一家もいらっしゃる予定でしたが、
今日はYくんが水疱瘡のためにお休み。
フェイシャルリフレクソロジーを指折り数えて楽しみにしてくれているYくん。
会えなくて残念。
来月は元気な姿を見せてくれるといいな。


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2009年03月13日

スキルキャンプ

毎月第2日曜日に行っているスキルキャンプでのボランティア活動報告。

自閉症といっても症状は様々で、同じ症状を持つ子は一人としていません。
みんなそれぞれ個性があり、ゆっくりだけれど確実に成長しています。
毎回毎回、この子たちとご家族がもっと生きてゆきやすい社会にするには、どうしたらいいのだろう、と考えます。
私は政治家でもないし、一セラピストでしかないので、私の出来ることをしようと思うのです。
そして、このブログで活動報告をすることも、私の出来ることの一つだと思っています。
小さいながらも、発信することで、一人でも多くの方の目に触れることが出来れば、スペシャルキッズのいるご家族に何らかの希望を提供することが出来たら、そう願っています。


今回参加してくれたのは、前回から参加してくれたYくん一家といつも障がいを持つ家族のケアをしてくれているKくん一家。
高機能障がい児のYくんはこのフェイシャルリフレクソロジーをとっても気に入ってくれたようで、
「あと何日でフェイシャルの日」と指折り数えて待っていてくれたそうです。
もう感激です。嬉しい!
ここに来て参加してくれた子供たちの大半はこのセラピーを気に入ってくれて、2回目以降は嫌がらずにお顔を触らせてくれます。
顔に触られることを嫌がる、とか、じっとしていられない、とか、パニックを起こす、とかいろいろ話は聞きますが、ラッキーなことに私はそういった子供に出会っていません。
みんな触らせてくれるし、時間は短くてもじっとしていてくれるし、パニックを起こされたこともありません。
もちろん、お母様を始めご家族の協力があって初めて出来ることなんですけどね。

前回も書きましたが、Yくんは知的なものの障がいはありません。むしろ発達しています。彼は社会性を持つことが難しい子です。
なので、このフェイシャルリフレクソロジーを受けることによって自分の脳がリラックスすることを分かっています。
いつもいつも脳が興奮状態であるYくん。
疲れもストレスも溜まっているので、私の前に寝るや否や身体を投げ出す感じで受け入れ準備は万端。
弟くんも一緒に隣で寝転がっています。
この弟くんはお兄ちゃんの病気のことを小さいながら理解しているようです。
お兄ちゃんの苦手とする他人や社会とのコミュニケーションスキルがめちゃくちゃ高い。
次男坊独特のちゃっかりした性格も相まって、甘えるのも上手。
セラピーを終えると年上のKくんと遊びだしました。
「僕は石だからどんな攻撃も効かないよ!」と弟くん。
「なら火山に落として溶岩にしてとかしてやるぞ!」とKくん。
そんな二人の会話を聞いていたYくんは「Kくんはなかなか頭がいいね。」と一言。
KくんとYくんは同級生。二人とも、とっても頭がいいお子さんなので、もしかしたらライバル視してるのかもしれませんね。
遊び始めた二人がエキサイトして来た矢先、Yくんがイライラし始めました。
「脳が興奮して来ちゃったよ。」
そこで私がKくんに「ちょっと静かにしてくれるかな?」とお願いすると弟くんを連れて外へ出てくれました。
あとで「さっきはうるさくしちゃってすいませんでした。」と気を使ってくれるKくんにまた感動してしまいました。
3年生なのになんてしっかりしてるのだろう。読んでる本は「チームバチスタの栄光」だし!すごい!
エキサイトしている弟くんに「そんなに興奮して騒ぐとみんなに気持ち悪いって嫌がられちゃうよ」と言っていたYくん。
胸が締め付けられる思いでした。
自分の意志ではどうしようもないYくんは、学校で浮いた存在なのでしょう。
クラスのお友達に「気持ち悪い」と言われて傷つくことがたくさんあるのだと前回話してくれました。
すべての行程が終わってすっかりリラックスしてくれたYくんは、精神的な緊張も緩んだようです。
隣で施術中のママにべったり抱きついて甘え始めました。
「ママは綺麗だよ」「ママは全然太ってないよ。」「世界で一番」「僕がママを守ってあげる」などなど、甘い言葉を次々と囁いていました。
お母様、お幸せですね。
ママにひとしきり甘えた後は、私に心を開いてくれているのでしょうか。
私にも甘えて来てくれました。
私の腰まである髪の毛を私の首に巻いて遊びだしたので「首が絞まって死んじゃうわ」と私が言っても「マフラーみたいでおしゃれ」と言ってなかなか辞めないYくん。
おしゃれですか?
その状況をみてライバル(?)のKくんが「だめだよ!やめなよ!」
かわいい男子に取り合いをされているようでいい気分でした。(笑)

Yくん一家が帰った後はKくんを施術。
Kくんはアトピーがちょっとひどくなっていました。花粉症も併発しているのでそのせいだと思います。
お母様に「顔にしこりのようなものがあるんだけど」といわれ、触ってみると確かに大きなしこりが。
ちょうど大腸に当たるゾーンに大きなものがありました。
フェイシャルリフレクソロジーでは、大腸や肺のゾーンにあるデポジットは、アレルギーとも関連しています。
そのことをお伝えした上で、念入りに施術。
乾燥もひどいので、ぐんぐんオイルを吸っていきます。
私とKくんのご両親とは10年来の知人で大変お世話になっています。
ちょうどKくんが産まれた年に知り合って、一時、Kくん宅に居候させていただいたこともありました。
私とお母様の知り合ったきっかけなどを質問してくるKくん。
「赤ちゃんのころから知ってるんだね」とにっこり。
そうです。赤ちゃんのあなたを連れてよく井の頭公園にお散歩に行きましたよ。おしめも換えたよ。
施術後、ゆっくり大好きなレゴで遊ぶKくん。
赤ちゃんから知っている子供の成長を見続けることって幸せだなあ、と思いました。
自分の子供以外になかなか出来ないでしょ。
Kくん、産まれて来てくれてありがとう。
優しくてかしこく、ステキな王子様です。

来月はどんな展開になるか、今から本当に楽しみです。
posted by Saliva-Yuka at 10:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告

2009年02月09日

スキルキャンプ

今月は新しいご家族も増えて賑やかな施術dayでした。

いつも参加してくれるTくんは今日はとってもご機嫌。
バレエレッスンの後だったらしく、テンションが高く元気いっぱい。お話もたくさんしてくれました。
最初に会った頃は、あまり目も併せてくれなかったし、きちんとしたセンテンスでお話も出来ず、なかなか自分の気持ちを伝えることが難しかったTくん。
今ではご挨拶も出来るし、単語も増えたし、自分の気持ちを伝えるのも少しずつ出来るようになってきました。
今年からは小学校に上がるTくんはちょっとお兄さんらしくなって来たように思います。
施術を続けて1年と4ヶ月。毎日お母さんが頭蓋のポイント(胃系)をマッサージしてくれていることもあるのでしょう。目覚ましい成長を見せてくれています。

Tくんのお姉さんは私たちを見ると施術をする前から甘えん坊になるようになりました。
痛くないはずのところで「痛い痛い!」と言ってみたり。
きっと月に一度の甘えん坊の日なのでしょう。小学校2年生とは思えないほどしっかりしたお姉ちゃんですが、小学校2年生だったらやっぱり甘えたいですよね。
今回はYちゃんのお姉さん(小学校4年生)もいたから嬉しかったみたいで、たくさんのお姉さんに囲まれて満足そうでした。


久しぶりに会ったYちゃんはお姉ちゃんとママと来てくれました。

Yちゃんは相変わらずとっても食いしん坊。でも、我慢することが出来るようになっていました。前は「ダメ」と言われると不満を爆発させていたのにね。すごいね、Yちゃん。
初めて会った時、Yちゃんから強烈なラブラブ攻撃をされた私。抱きつかれキスされ押し倒され、いきなり歓迎してもらえて嬉しかった。
少し大人になったYちゃんはTくん同様、自分の感情をちょっとだけ話せるようになっていました。「怖い」とか「かわいい」とか。
久しぶりのフェイシャルリフレクソロジーを見て、「怖い怖い」と言っていたのに、ちゃんと触らせてくれました。
そしてなんと!すべての行程を施術することに成功!!
1から10まで数える間に1ステップ。終わったら少しYちゃんは休憩してまた1から10まで数える間に1ステップ。ママの協力もあり、見事に最後まで出来ました。Yちゃん、すごいね!
胃系と肺系と小腸系に少しディポジットのあるYちゃん。言葉を表現すること、感情を表現することが苦手なYちゃんですが、すこしずつ前進していてちょっと感動しました。そして施術後はたっぷりお水を飲んでいました。普段からは考えられないくらい飲んだそうです。いっぱいデトックスしてね。

小学校4年生のYちゃんのお姉さんも急激に女性になっていて、こちらがドキッとしてしました。受験勉強もしているそうで、おでこにニキビも出来始めていて、最近のお子さんの成長の早さを目の当たりにしました。お姉ちゃんもフェイシャルが大好きで、楽しみにしていてくれています。これも嬉しい。


最後のご家族は、ハンサムな兄弟Yくんご一家。初めてのご家族でした。そして初めて会うタイプの男の子でした。

お兄ちゃんのYくんはいわゆる高機能自閉症(アスペルガー症候群)といわれるお子さんです。
高機能自閉症の定義とは、3歳位までに現れ、他人との社会的関係の形成の困難さ、言葉の発達の遅れ、興味や関心が狭く特定のものにこだわることを特徴とする行動の障害である自閉症のうち、知的発達の遅れを伴わないものをいう。また、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定されています。
一日中、脳が休まることがなく、いろいろなことに興味があっていろいろなことに気がつき、ずっと頭の中でぐるぐるしているYくん。
学校でもなかなか理解してくれるお友達もいないようで、つらい状況にあるそうです。
Yくんは自分が理解されていないことを分かっている。そして我慢している。傷ついている。
Yくんが悪いわけではもちろんないのですが、Yくんを受け止めることの出来ないお友達をただ責めるわけにもいきません。身体が不自由だったり、子供たちにも分かるような知的障害を持ったお子さんなら、子供たちも「かわいそうだから優しくしなきゃ」と思えるのでしょう。Yくんは賢いのです。ただちょっとコミュニケーションを取るのが苦手なのです。それを小学生の子供たちに理解させるのは、とても難しいのでしょう。でも、理解してもらえるように大人が踏ん張らねばならない。
私たちは施術することで彼とコミュニケーションを取りました。とても気に入ってくれたみたいです。
最初は「紫外線と赤外線はどう違うの?」「どうして見えないの?」「早寝早起きをしなくちゃいけないから今は眠っちゃダメ」とずっとしゃべり続け。質問攻めでしたが、施術が進むにつれて眠くなって言葉数が減って「起き上がれないよ」と言っていました。少しでもリラックス出来たらいいね、Yくん。
知的好奇心の強いYくんには、今度いろいろ精油を持って行ってみようと思います。
どれが好きかな。今から楽しみです。
posted by Saliva-Yuka at 16:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告

2008年09月15日

フェイシャルリフレクソロジー@スキルキャンプ

昨日は月に1回のスキルキャンプの日。

参加者はTくん家族とKくんとKくんのママ。
Kくんは自閉症ではなく、アトピー。
私は子供たちを施術。
Tくんはさっさと私の前にやってきて「お顔やってください」とご挨拶。
おりこうさんです。
もうすぐ1年経つね。成長したなあ。

Tくんは胃・脾と肝・胆のゾーンにデポジットがあり、いつもは肝・胆を中心に施術するのですが、何となく昨日は胃・脾を中心に施術しました。
「何となく」でやってはいけないんでしょうが、私の「何となく」はだいたい合ってるからいいの。(笑)
神様から指示されてると思うことにしている私の「何となく」。
先月も「何となく」持って行ったローズヒップのオイルのおかげでTくんの新しい言葉を聞くことが出来たしね。

昨日のTくんの反応は「赤ちゃん返り」と「おなかがすく」でした。
終わるとだいたいハイパーになってそのままゲラゲラ笑いながら寝てしまうのに、昨日はママにべったり赤ちゃん返り。
しばらく赤ちゃんをやった後、お外にご飯を食べに行くというアクションをし、慌ててパパがついて行ってました。(笑)
Tくんはフェイシャルリフレクソロジーを受けると感情と胃腸系に反応を起こしやすいみたい。

Tくんのお姉ちゃんもTくんと同じ場所にデポジットがある。
というか、ここのファミリーはみんな同じところにある。
生活環境が同じだと同じ場所に出来やすいみたいです。師匠のロネも言ってたし。
お姉ちゃんにも胃・脾を中心に施術。
施述後、おやつをモリモリ食べていました。反応も兄弟で似ている。
感情も爆発して、「私を見て見て」状態でした。
Tくんファミリーは反応が早くて顕著に出るので、こちらもやりがいがある。

Kくんは前回やったときは、反応があまりなかったので興味ないかと思っていたら、スタスタと私の前に寝てくれたので、嬉しかった。
Kくんにはまた特別な思いがある私。
産まれた時から知ってるから。
大きくなったな。ハンサムになったな。恐ろしく頭がいいな。などなど思いながら施術開始。
アトピーのために顔中が乾燥している。オイルを塗っても塗っても吸い込んでゆく。
Kくんにはあまり大きなデポジットはない。少し胃・脾にあるかな。
Kくんにとってフェイシャルリフレクソロジーを受けるということよりも、いいオイルを塗ってもらうことが重要だったようで、首にも胸にもと自ら差し出して来ていた。
かゆいんだね。よしよし。

私は無理矢理セラピーをやるのは好きじゃない。
本人が何を望んでいるかの方がずっと重要だと思っている。
でも子供たちに気を使い過ぎると本来の目的が達せられないので、行けそうならやんわりとした強引さは必要だと思う。
また、私は回によって施術を変えてしまう。
絶対に外せないポイントはあるけど、それ以外は子供たちの様子を見ながら変えてしまう。
特に自閉症の子供はずっと寝ていることが難しかったり、顔に触れられることが苦手だったりするので、その場での一瞬の判断が重要になってくる。
このフェイシャルリフレクソロジーはセラピーではあるけれども、私は子供たちとのコミュニケーションのひとつだと思ってやっている。
そうでないと施術にしがみついて、押しつけのダメダメセラピストになってしまいそうだから。

子供たちは敏感だし、かしこい。
たぶん頭で理解してないけど、体で全部わかってる。

ダメダメな傲慢なセラピトにならないために、毎月ここの子供たちに触れることは私にとってもとても大事な時間なのだ。




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2008年08月25日

スキルキャンプ

私は毎月自閉症などの発達障害を持つ子供に対して、セラピー活動をしています。

どんなところでやっているかというとこちら。

スキルキャンプ


すでに半年ほどさせていただいている。
どんなことをしているかというと、「親子で受けられるセラピー」
お子さんに対して一生懸命になっている親御さんはそりゃもう大変で。
疲れ果てているのにも関わらず、疲れているなんて言ってられない。


私のやっているフェイシャルリフレクソロジーは、発達障害などの脳にトラブルにある方に対して、
多くの症例や実績がある。
私自身にはそんな症例も実績もないので不安もあったりしたんだけれど、何もせずにはいられない性分。
不安と期待と信念を胸に、飛び込んでいったわけです。


昨日はいつも楽しみに受けに来てくれるTくん(自閉症)親子と妊婦さん(音楽療法のセラピスト)とマイクさん(なんのセラピーしてるか聞きそびれたけど、セラピスト)に施術。

最初に私はマイクさんに施術。
初めて受けるセラピーに興味津々!って感じでしたが、終わってみれば何かとっても晴れ晴れしたお顔で「エネルギーが漲って来た!」みたいなことを言ってました。
英語だから正確にはよく分からないんだけど(笑)、最近気持ちが落ち込んでいたからすごく良かったんだって。

T君ファミリーのトップバッターはおねいちゃんのHちゃん。
しっかりもので優しくて本当に良く出来たお子さんのHちゃんは、施術を受けた後、必ず感情の大解放が始まる。
日頃絶対弟のT君に手を挙げることもないのに、ケンカしまくりでママに甘えまくる。
そりゃそうだ。
まだ1年生だもの。甘えたいよね。ママを独り占めしたいよね。

次にT君。
この日のT君はすごかった。

いつもはホホバオイルにラベンダーかゼラニウムを入れて施術するんだけれど、たまたまオイルが無くなってしまって、たまたま私が持って来ていたローズヒップオイルを使ったのです。
このローズヒップオイルはフェイシャルリフレクソロジーの時に使用するものなんですが、いかんせん高額なので、ボランティア活動をする時は使用していませんでした。
なのにたまたま虫の知らせか、私は持って行ったの、偶然。
T君にこのローズヒップオイルを塗布した途端「いいにおい〜!」
T君が匂いに対して言葉を発したのは初めてでした。
これにはお母さんもびっくり!!
「まだ匂いに関して何も教えてないのに!」

お母さん曰く、自閉症の子供たちは魂で必要なものを感じ取るそうです。
それはきっと私たちにも本来あるんでしょうが、鈍ってしまっている能力なんでしょう。
私は「Tちゃん、ごめんね。今までケチってて。次回からちゃんと使うね。」と深く反省しました。

どんどん成長している彼らをみていると、私はこの仕事に出会えて、この技術を身につけて、この場に参加できて、本当に良かったと思う。

これからも楽しみ。
この子たち、どんな風に育つんだろう。
来月もいいセラピーが出来ますように。


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